■セガサターン・バーチャスティックの改造への道のり2

作業工程が思った以上に多く完成しませんが・・ 面倒な部分がまだまだあります。

▼連射スイッチ周辺の製作▼

セガサターン用のバーチャスティックだと
A/B/C/X/Y/Z/L/Rのボタン全てに
連射が設定できたのですが、
XBox360のホリコントローラーだと
A/B/X/Y/LB/LT/RB/RTのA/B/X/Yの4個だけが
連射設定が出来るようなので、
ON/OFFスイッチの表示の変更をします。

←写真はパソコンでデザインを考えて
お名前シールに印刷してみました。


ホリのコントローラーにあった「X」の電源ボタンを
セガサターンのスタートスイッチに移植します。

印刷した「X」をスイッチに貼り付けして
ホリから取外した表面の透明パーツを貼り付けます。


適当な加工に見えるスイッチが完成

Xのロゴが回転しては困るのでネジで突起物を製作


ケース内側には突起物用の凹みを作りました。


セガサターンでは連射の可変スライドスイッチになっていた部分を、
XBox360ではBACK/START用のスイッチに使用します。

スライドスイッチの接点を利用しても良いのですが、
中心に戻る機構になっていないので接点は使いません。


マイクロスイッチを2個左右に接着固定をして
カチッカチッとON/OFF/ONが出来ます。

パソコンで印刷した用紙をケースに貼り付けして
スイッチ部分をカッターでカットしました。


3回程、貼り直しと穴あけをして何とか完成しました。

スイッチを取付けして、やっと完成に近づいてきましたねぇ〜


依頼者の希望により、
プレーヤー番号表示LEDx4個も取付け

裏側はこんな感じ。
3mm程度の穴あけをしてLEDを挿しただけです。

■配線■


セガサターンで使っていたIC部分をカットして欲しい部分だけ使用します。

連射のON/OFFから、OFF/LOW/HIの3段切替にパターン変更します。


2枚のコントローラー基板をメッキ線を使って合体させます。

メッキ線では無理な場所はポリウレタン銅線を利用


何だか一番大変そーで後回しにしていたホリコントローラーからの
配線をコツコツ半田付け中〜、

アナログボタン(LT/RT)の2個のスイッチは、
デジタルスイッチに変更をしますが、
可変抵抗を取外すと誤動作するのでそのままにします。


全ての配線をコツコツ配線中

スティック、アナログコントーラー部分共に
面倒な配線を実行中〜

全ての配線が完成して記念撮影。

もう少し配線は綺麗にしよーと思ったが、
まぁ、蓋をすれば見えないので妥協しておきます。

動作チェックをしてみましたが、
リッジ6、オトメディウス等、特に問題なく
ゲームが遊べました。

-------------------------------------------------------------------------------------------------

■完成■


スティックの左上に今回追加したアナログスティックが位置します。

「X」スイッチや、連射スイッチ( OFF/LOW/HI )も印刷した用紙のお陰で見やすくなりました。

XBOX360はコントローラーが4台接続できるようなので
LEDで何番目で認識しているか表示できます。

8個のボタンと同じ位置に、アナログコントローラも設置しました。

---------------------------------------------------------------------

XBOX360用連射機能付き
バーチャステック+αコントローラー

こんなコントローラが市販されたら欲しいですね。
自分用のコントローラーも作る予定でしたが、
1個作って大変だったので
2個目はおいおい作ることにします。

 

製作費用はちょこっとです。

自己満足度★★★★★

ちなみに、USB接続なので
パソコンにも利用可能です。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

戻る