■感光基板用露光ライトボックス製作

感光基板の製作は今まで天気の良い日に太陽に向けて露光していたのですが
天気に左右されるのと、夜に作れなかったり、季節によって露光時間が違うなど
不満があったので、デジパネを失敗させない為にも
感光基板用露光ライトボックスを購入することを検討することに・・・

露光ライトボックスで有名な「ちびライト」と言うモノが売っているのですが、
一度に露光できる基板サイズが「ちび」って名前だけあって、
ナイト2000のデジパネサイズの基板までは無理っぽいようです。

大きい基板用も同じメーカーから発売しているのですが、
数万円から数十万までする高いモノだったので、最終的には自作することにしました。

何か良いケースが無いかと探していたら・・・
数年前から使わなくなった
SCSI接続タイプのフラットスキャナーがありました。

EPSON GT-5000WIN

今となっては300dpiの解像度と
SCSIインターフェイスがネックですね。

 

▼早速分解▼


スキャナー裏側
スッキリとした内部で
電源部とメイン基板部の2枚だけでした。


表面は特に改良する部分もなく
透明なガラスをキズつけないように
気をつけるだけです


基板や不要な金属パーツを外したあとの写真


これが不要なスキャナ基板部とセンサ部です
今後何かに役には立たせるつもりです。

今回、購入したパーツ達


ホームセンターで購入した日立製
FB102P x 3個

1個 1,980円でした。

 

 

 


東芝製・蛍光ランプ(ケミカルランプ)10W x 3個

 
タイマー部
初めは作ろうかと思っていたのですが
友人から貰ったモノが丁度あったので使ってみました。
「RANGE」を切替えると数秒〜数時間まで設定できる
画期的な機械です。


必要なパーツを取外し


取外したパーツを元スキャナーに搭載
写真は切断加工後


3個のトランスもネジで取付け

配線の終わったタイマー部を固定


3個のグローは
ストラップで固定


全てを装備した全体写真


こちらは裏側
元々の基板を取外したのスッキリしています。


タイマーもこんな感じに綺麗に付いています。


動作確認の為に点灯実験

▼完成?▼


フタを取付けた状態


フロントの電源ボタンも活用しています


裏側のSCSI端子部分は穴が空いたままです

ケミカルランプの間隔が広すぎで多少露光ムラがあったので4本に増やしてみました。

▼完成▼


反射板も追加したので、これで完璧です。
ちなみに、3分で露光OK!

スペースの関係上、
スキャナーの横幅より狭い露光器になりましたが・・・
これでも結構大きい基板は作れます

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