■「ドンキホーテ 13.3インチ スケルトン 地上デジタルハイビジョンTV」改造への道のり5
▼スピーカー音質の改善▼
「音質の悪さはスピーカーでもなく、スケルトンケースの構造が原因でもないようです。
地デジTVのヘッドフォン端子にヘッドフォンを接続してもスピーカーと同等の音質の悪さでした。 ってことは・・・
内蔵のパワーアンプ?なのかも知れません。」と、前に書きましたが、アンプが原因でもないようです。
基板を更に詳しく見てみると「スピーカー用アンプ」と「ヘッドフォン用アンプ」は独立した回路になっているにも関わらず、
同じ音質の悪さと言うことは、アンプ増幅前に問題があるようですねぇ〜。
スピーカー用のアンプはコレ(AD52660A)でした。 |
ヘッドフォン用のアンプは「C4558」でした。 |
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地上デジタルや地上アナログ放送や、ビデオ入力時の音声端子にCDプレーヤーを接続してみたり、
全ての音声入力を実験した結果、同等に音質が悪かったです。と、言うことで、
音声切替回路と増幅回路の中間配線(回路)を調べることに・・・
基板を見ながら回路図を書いてみました。 |
黄色マーク(2ヶ所)が怪しいと思われる部分(写真は既に部品を取外し済) |
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1.6mm x 0.8mmサイズのコンデンサを2個取外し成功 |
早速、スピーカーを接続して音を確認してみると・・・ 成功です。 |
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コンデンサ2個を外しただけで、こんなに改善するとは・・・
ただ、高域が出たことで無音時に「シャーシャー」っとノイズが 完璧とは言えませんが高域がとても聞き取りやすくなりノイズも低減しました。 本当だったら、チップ抵抗周辺から音声信号を取出して |
1.6mm x 0.8mmサイズのチップコンデンサを取付け |
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▼スピーカーケーブルの製作▼
市販品だと3極タイプで使用できないので4極タイプのミニプラグでチューナーからモニターに接続するスピーカーケーブルを作ります。
特殊3.5φのミニプラグを購入 |
HDMIケーブルと同じ長さの5mで製作しました。 |
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▼nexxionロゴの製作▼
ドンキホーテの地デジテレビはブラント名が「nexxion」なので、チューナー本体にロゴを入れることに・・・
ホームページで「nexxion」の大きなロゴを探したのですが 見つからず断念してクラフトロボ付属のソフトで自作することに・・・ |
横幅40mm以内で丁度良さそうなサイズを探す為に、 自作した文字を紙に印刷して検討中〜 実際にカットする時は文字を反転させます。 |
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看板製作で余っていた青いカッティングシートを利用 |
余計な部分のシールを剥がして文字だけにします。 |
茶色っぽいアクリル板に貼付けます。 |
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転写シートにカッティングシートを貼付けてアクリル板へ移動 |
アクリル板の表面から見ると、こんな感じに文字が薄っすら見えます。 |
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▼ロゴの照明部分の製作▼
毎回、同じような照明でも面白くないので、ぼゃ〜んと眩しくないバックライト照明を作ってみます。
ホットボントを利用 |
ホットボンドに青色LEDを当てると・・ 綺麗に拡散します。 |
先ほど作った文字部分も綺麗に浮き出ます。 |
ホットボンドとは、ホットステックを溶かして接着用途に使用するモノですが、今回は溶かすことなく照明用の素材として利用しています。
今回文章に書いてあるホットボンドは株式会社コンヨの「グルーススティク
No,1 クリア」のことです。
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検討した結果、「白」「赤」の2色で照明してみます。 |
左右から違う色のLEDを点灯させると、無段階の色合いに・・・ |
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パネルは両面テープを使ってケース表面から固定 |
ケース全面から見るとこんな感じです。 |
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7個のフロントパネルスイッチを裏側のパターン配線をカットしながら コツコツと配線しています。 この地道な作業が面倒だったりしますが・・・ |
ホットボンドも樹脂製のスペーサーを使って固定しました。 |
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リモコン受光部はホットボンドの下に隠してあります。 nexxionのロゴの隙間から受信してくれる予定です。 |
赤と白色LEDを同時に点灯させる為に、 トランジスタアレイを追加して回避しました。 |
フロントのヘッドフォン出力用に 丁度良いパーツを見つけました |
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フロントパネル全ての配線が終わったので黒いテープを使ってケーブルを固定しました。 |
一部基板がカットされていますが、 地デジチューナー基板が長いので回避させる為です。 |
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全面パネルの真ん中部分をどうしようか悩んでましたが、それなりに出来上がりました。 |
試しに電源をONすると綺麗な模様に・・・ |
作業の続きは「ドンキホーテ 13.3インチ スケルトン 地上デジタルハイビジョンTV」改造への道のり6へ(完結編)
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