■「ドンキホーテ 13.3インチ スケルトン 地上デジタルハイビジョンTV」改造への道のり2
▼ドンキホーテ地デジケースの加工▼
画面下に位置するスピーカースペースは不要になったのでカットします。この加工をすると、元には戻せないですねぇ〜
全面パネルだけにしてカットする準備を・・・ |
マスキングテープを使って必要な部分をキズから保護します。 |
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ノコギリでギコギコ手動で切断後の写真です。 |
エンドミルを使って枠の高さを調整します。 |
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こんな感じに数mm程度高さを薄くしました。(加工途中) |
理想通りのサイズと高さになりました。 |
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SONYのSDM-N50の裏板と比べるとサイズが全然違うので・・・ |
万能ハサミで裏板のアルミを小さくカットします。 |
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アルミの折り曲げ機を使って下側だけ曲げました。 |
研磨後の裏板です。それなりに綺麗に加工ができました。 |
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先ほどカットしたスケルトンTVの枠と ソニーの裏板がピッタリのサイズになりました。 液晶パネルの配線やインバーター部分の |
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▼液晶パネルの配線加工▼
液晶パネル部分は、Macbookと同じパーツを使っていることを知ってから、多少スケルトンTVの評価が上がった感じがありますが・・
液晶パネルと制御基板とはこんな感じのコネクタで配線されています。 |
液晶パネルだけにして更に分解できるか見てみます。 (LG社 LP133WX2-TLC1) |
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液晶パネル表面下にコネクタを発見、簡単に取外しできました。 |
この中間ケーブルを利用しながら延長ケーブルを作ります。 |
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不要な30pinを半田吸取りを使って取外ししました。 |
液晶モニターの自作をした時に余っていた、 22芯シールドケーブルを使ってモニターケース内の配線をします。 |
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▼インバータ部分の加工▼
LED用のバックライトインバータ基板で バックライトLEDの輝度調整をしているようです。 |
液晶モニター裏側のスペースが狭いので コンデンサを横に倒してコネクター類を取外ししました。 |
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先ほどの中間ケーブルと22芯のケーブルを半田付け |
中間にLED用のインバータを取付け |
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▼液晶モニターケースの加工▼
3mm厚程度の液晶パネルを裏側から固定する為に、3mmのゴムマットを利用してみます。
ホームセンターで購入したゴムマット |
軽量化をする為に、必要最低限のサイズにカッターでカットしました。 |
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両面テープを使って裏板にゴムマットを貼付け |
LEDインバータは厚い両面テープを使って凹み部分に貼付けしました。 |
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▼液晶モニター部と制御基板部の配線▼
制御基板と液晶パネルを分離させたので数メートル信号を延長したいのですが、
液晶パネル用の信号線で16本+LEDバックライト用の配線で4本が必要で、
合計20本程度の良さそうなケーブルを探していたら、HDMIケーブルが19ピンだと言うことを思い出しました。
バックライト用と液晶用のグランドを共通にすれば19本で問題無さそうなので早速HDMIの仕様を調べてみることに・・・
HDMIのピン配列を調べてみたら、液晶パネルの信号と殆ど同じ仕様だったのでバッチリ延長ケーブルとして使えそうです。
注意* HDMIの19芯ケーブルを利用しているだけで、下記の配線をしてもHDMI信号から直接液晶パネル映すことは不可能です。(MGSの勝手な規格です)
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HDMI端子はピッチ幅が狭いので半田付けが大変ですが、 ATSオリジナル商品で「HDMI Aタイプ 19P メス コネクタ 半田タイプ」を 偶然見つけて数個購入してみました。 1個500円程度でした。 これで改造が楽になります。 |
いゃぁ〜 簡単です。ピッチ幅が広いので 19本のケーブル半田付けが楽に出来ました。 自作する人には助かる商品でした。 |
制御基板側に取付けするケーブルが完成 |
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こんな感じに自作したHDMIコネクタ付ケーブルを 制御基板に取付けしました。 |
液晶パネル側も同じようにHDMIメスコネクタを取付け。 この端子同士を接続すれば液晶は綺麗に映る予定です。 |
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今回実験に利用したのは格安のHDMIケーブル5m |
5mのHDMIケーブルで延長しても問題なく映りました。 (液晶パネルのメニュー画面を拡大した写真です) |
1.5m〜5.0mのHDMIケーブルで表示実験をしましたが、画質劣化は見られず問題ないレベルの画質でした。
続きは「ドンキホーテ 13.3インチ スケルトン 地上デジタルハイビジョンTV」改造への道のり3へ
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