■シビック・ダイキャスト改造 Ver.2 への道のり3 完結編

これが最後のページ「完結編」です。アイデアを考えて追加製作したりはしません。
これで何とか完成させて早く友人に渡して某製作の続きを再開させたいです。

▼シビック再塗装▼

プラモ用の塗料で何度も重ね塗りをしたのですが・・・ 満足できる光沢が出せなくてシンナーに浸けて塗装を剥がしてしまいました。


元々の赤い色もシンナーには勝てずポロポロ剥がれました

細かい部分は、まだ塗料が残ってますが、ブラシで取ります。

今回は実車のトランザム全塗装に使った
車用の塗料を使って塗装しました。

ダイキャストはプラスチックではないので、
シンナーを含む塗料でも溶けることもなく乾きが早くて数時間で完成しました。

ちなみに、黒い塗装を3回重ねて、
クリアーを2〜3回程度塗装して重ねてみました。


乾いたので車用のワックスで磨いてみました。

リヤ側も予想以上の光沢で満足なモノが出来ました。

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配線・組立て▼


リヤのテールランプ部分を
接着材で合体

リヤテールランプ部分と
ナンバー灯のLEDを接着材でボディに固定

フロントライト部分も配線後に接着材で固定。
かなぁ〜り狭くて大変な配線でした。


チップLEDで作ったルームライトと
ハイマウントブレーキランプを接着材で固定して
配線を目立たないように隠しました。
 

各部分が完成するにつれ、
配線ケーブルだらけに・・・

タイヤ部分とボディ部分を合体、
細いケーブルを使ったのに、
それでもギリギリなスペースでした。


スタンドと合体させて、先ずは完成っぽい感じに・・

ナンバープレートも接着材で固定して、
それなりに完成に近づきました。

内装が見づらかったので
運転席、助手席側のガラスは切断して後部座席側のみに・・

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▼制御基板製作▼

LEDの明るさや点灯パターン等を制御する基板を作ることに・・・


回路設計後、基板製作を・・・(部品面)

半田面はこんな感じ、

LED輝度調整用の半固定抵抗が沢山あります。


展示台の裏側に基板をネジ止めして制御基板は完成

バック(後進)のスイッチを押すと「ピーピー」と鳴るブザーと
ハザード時の点滅で「カチカチ」と鳴るリレーも展示台裏に固定。

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▼ワイヤードリモコン製作▼

展示台に点灯用のスイッチも取付ける予定でしたが、スペース的に難しいので遠くから操作できるように
ワイヤードタイプのリモコンスイッチを作ることにしました。


ユニバーサル基板に8個のタクトスイッチを半田付け

裏側は配線固定用のテープで隠してみました。


本体側と違ってリモコン側は簡単な配線です。

リモコン(スイッチ部)とケーブルが取外しできるように
コネクター式にしてみました。


スイッチ部分の化粧板を探してしましたが
良い素材を見つけました。
使わなくなった3.5インチFDの一部を利用することに・・

裏側はこんな感じ、
スイッチ部分を8個穴あけ

表側はネームランドで作ったシールを貼付


化粧板を両面テープで固定して
枠部分をテープで隠しました。
リモコンはコレで完成!

 

   結構、お気に入りのリモコンの動作の説明を・・・・
「エンジン」 エンジン起動します。(アイドリング状態)
エンジン起動中に再度ボタンを押すとエンジン吹かしが出来ます。
アイドリング状態は10秒に設定されています。
「ブレーキ」 押している間だけ、ブレーキランプが点灯します。
「スモールランプ」 ボタンを押すと、車幅灯、ナンバー灯、車内のナビゲーションシステム、
メーターパネル系が点灯します。もう一度押すとOFFになります。
「ヘッドライト」 押すごとにLOWビーム→Hiビーム→OFFを繰り返します。
但し、スモールランプを点灯させていないと動作しません。
又、Hi/LOWビーム点灯中でもスモールランプを消すと一緒にヘッドライトも
消える設定になっています。(実車と同等な動作を再現)
「フォグライト」 フォグライトのみが点灯します。もう一度押すと消灯します。
但し、スモールランプを点灯させていないと動作しません。
又、フォグライト点灯中でもスモールランプを消すと一緒にフォグライトも
消える設定になっています。(実車と同等な動作を再現)
「ハザード」 リレー音付きのハザードが点灯します。もう一度押すと消灯します。
「ルームライト」 車内灯が点灯します。もう一度押すと消灯します。
「バック」 押している間だけBEEP音付きのバックランプが点灯します。
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そして・・・、隠しコマンドも追加してみました。「○○」ボタンと「△△」ボタンを同時に長押しすると、
スモール、ヘッドライトなどが自動点灯する「デモモード」になります。

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▼そして、点灯▼

全てが完成したので、最終点灯実験をすることに・・・ 各点灯部分の紹介をします。


ヘッドライト点灯(ロービーム)

ヘッドライト点灯(ハイビーム)

さらに、フォグ点灯


リヤ側、スモールライト点灯+バック点灯
と、同時に「ピーピー」と音が出ています。

ブレーキランプ点灯、
ハイマウントプレーキランプも5灯で明るいです。


1番のお気に入り、ナンバー灯部分
「CIVIC」のロゴが2灯で綺麗に照らされています。

ハザード点滅、
フロント、リヤ共に綺麗に点滅しました。
実車と同様に「カチ、カチ」と音が出て、
完成度に、ちょっとニヤけますね〜

リヤ側に、今にも折れそうな
アンテナを接着。
苦労したリヤのハザードも点灯しています。


車内灯は、ちょっと明る過ぎな感じもしますが・・
車内が綺麗に見えます。

スモールライトと連動して
自慢のナビゲーションとメーターパネル、ハザード点灯スイッチなど
かなぁ〜り細かいですが、カッコ良く点灯しています。

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これで完成と思ったら、一部点灯に不具合があったので本体を回収して修正回路を追加しました。
その後、断念していた蛍光灯の照明灯も作りたくなったので、返却する前に追加で製作してみました。

▼蛍光灯、照明製作▼


知合いから貰った黒ベーク板を利用(横幅10cm程度)

今回使った蛍光灯セットは「秋月」で入手
コネクターは再利用品

フライス盤で加工した凹み部分に
蛍光灯とインバータを接着固定


更に知合いから貰ったエンドミル刃を使って
ベーク板をフライス盤で加工してみました。

試しに点灯、綺麗に拡散して点灯しています。


アクリルケースの上に置いて点灯してみました。

ダイキャストシビックの車体側のみ
点灯するとこんな感じ

今回作った蛍光灯の照明も同時に
点灯するとこんな感じです。


照明が成功したので、ケース裏にON/OFFスイッチを取付け

照明側の基板は高圧部分があって触ると危ないので
絶縁テープを貼りつけて、基板を隠しておきました。

この照明部分は、コネクター式なので利用しない時は
展示台から取外し可能です。

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クリックすると、500円玉と比較した写真が見れます。

これで、完成!!

総費用 19,055円(税込)

実験だけて実際は使用しなかったパーツや
精密ヤスリセット、接着剤、LED、配線材、塗料などなど
全てを含んでいるので意外に高くなってます。
( 3ヶ月程度費やした工賃は含んでいませんが・・・)

後は、友人に手渡して自慢話しをしながら、
総費用(19,055円)を請求すれば本当の完成です。

自己満足度★★★★☆

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