■真空管風 デジタルオーディオアンプ製作への道のり1 |
秋月電子で「1Wx2 ステレオ・デジタル・オーディオ・アンプ・キット」が安かったので購入したものの、
どんなケースに入れて良いのか悩んだ結果、アナログ(真空管)風なオーディオアンプケースを作ってみることにしました。
←これが今回購入したアンプキット
1W x 2chのデジタルオーディオアンプ テキサスインスツルメンツ社製 部品点数が少なくて簡単に完成しそーです。 ちなみに、付属品の電解コンデンサを |
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▼製作開始▼
今回使用するジャンク品の真空管 (実際に使えるかも知れませんが分解します) 印刷されていた文字が消えてしまったので もしかしたら、凄い貴重品の真空管だったりして・・・ 実際に真空管で増幅するワケではなくて |
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2個の真空管のガラス部分をPCBカッターで切断します。 |
ダイヤモンドカッターらしいので簡単に切断できました。 |
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真空管を切断したことで、真空管特有の上部部分の鏡のような色が消えて白くなってしまったので、銀色に塗装します。
銀色カンスプレーを利用して手塗りします。 |
筆先をマスキングテープで細くして塗装開始 |
ガラス管の上部だけを塗装中〜 |
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乾きが遅いので、このまま1日放置 |
ちょっと本物と違って鏡のような光沢はありませんが・・・ |
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▼真空管にLED取付▼
真空管を分解しなくてもヒーターだけを動作させれば、ぼゃぁ〜んと点灯するらしいのですが、
ずっと前からチップLED仕様の偽真空管を作ってみたかったので、今回は分解してLEDを内蔵させます。
切断後の真空管内部 |
今回使うLEDは「オレンジ色」のチップLED 1.6mm x 0.8mmの小ささです。 |
テスターの棒を使ってLED点灯 思った通りの温かみのある色です。 |
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0.32mmのポリウレタン銅線を使って半田付け |
LEDが小さいので、もう少し細い配線材を 使いたかったですが、お店に在庫が無く断念 ちなみに、1個の真空管に2個のLEDを入れます |
元々ある穴を使って配線中〜 |
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元々の真空管配線を断線させて LEDの配線を半田付け |
試しに点灯〜 本物っぽい点灯ですねぇ |
塗装したガラスを接着 触ると熱そうな感じがでてます。 |
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接着した部分を隠す為に マスキング後に 白く塗装します。 |
クルマ用の修正ペンを使って塗装 塗料がドロドロしていて 綺麗に塗れなかったけど・・・ |
これで超低消費電力の真空管の完成! |
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▼トランス部分の製作▼
市販品のオーディオアンプだと真空管の隣にトランスが配置されているので、似させてみることに・・・
電子部品屋さんに、真空管風のアンプを製作していることを伝えたら 「良い物がある」と言って、理想的な部品を出してくれました。 それもタダで貰えるとは・・・ 嬉しかったですねぇ〜 |
トランスとしては利用しないので裏側にネジ穴を作ります |
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工具を使って5mm程度のネジ山を製作中 |
これでネジ山の準備は完了 あとは、真空管アンプのトランス風にロゴを作ります |
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▼ケース製作(内側)▼
タカチの小型ケースです。
アルミのケースでアンプ基板に合わせてピッタリサイズを購入。 |
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スピーカー端子とRCA端子部分をドリルで穴あけ |
リーマーを使って更に大きく穴あけしました。 |
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HOZAN製のシャーシパンチを使って真空管ソケットの 穴開けをします。 |
10mm程度の下穴を開けた後に、 ソケットレンチ等を使って回すと簡単に大きい穴が開きます。 |
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スポっと、アルミのくり抜きが出来上がり |
綺麗な丸穴が出来ました。 |
両方とも加工完了 |
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▼ケース製作(外側)▼
今回使う真空管ソケットはコレです。 |
貰い物の「黒ベーク板」を使ってケース表面を作ります。 |
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10mm程度のエンドミルを使って真空管ソケット部分の穴あけ中〜 |
決めた寸法のギリギリまでフライス盤で加工した後に 棒ヤスリを使って綺麗に丸い穴に再加工 ちなみに、この板は上部になります。 |
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左右の板も加工して接着剤で固定 瞬間接着剤のお陰で簡単に箱が出来ます。 |
裏から見るとこんな感じ |
先ほど作ったアルミのケースと仮に合体 |
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トランスを固定する為の6個x2組の穴を加工後に 耐水ペーパーを使って表面を綺麗に研磨 |
裏側も同様に研磨 |
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表面パネルで点灯する青LED用の凹み部分と 真空管ソケットのネジがケースに触れないような加工をしました。 |
仮に真空管とトランスを置いて雰囲気を味わい中〜 |
製作の続きは「真空管風 デジタルオーディオアンプ製作への道のり2」で紹介します。
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